方程式を解いたら検算で確認しよう!
こんにちは。
だいすけです。
問題を解く際、
ミスをしてしまうことは、
誰にでも起こり得ます。
ただし、ミスを防いだり、
ミスを見つけて直すことは
できます。
今回は、
ミスを見つけるのに有用な、
検算について
説明していきます。
“検算” とは、
方程式などを解いた際、
出した答えを
もとの方程式に代入して、
答えが本当に正しいかどうかを
確認する方法です。
例えば、
x² + 5x + 4 = 0
という2次方程式を解くとします。
この方程式の左辺は、
( x + 4 ) ( x + 1 )
と因数分解できます。
なので、
この方程式の解は、
x = −4, −1 ですね。
この答えが本当に正しいかを、
検算で確認します。
方程式の解は、
その値をもとの方程式に
代入しても成り立つはずなので、
x = −4 と x = −1 を
もとの方程式に代入してみます。
まず、x = −4 を代入すると、
(−4)² + 5 × (−4) + 4
= 16 − 20 + 4
= 0
なので、この解は正しいです。
さらに、x = −1 を代入すると、
(−1)² + 5 × (−1) + 4
= 1 − 5 + 4
= 0
なので、この解も正しいです。
よって、
これらの2つの解は
両方とも正しいことが
わかりましたね!
今度は、
次の例を見てみましょう。
x² − x − 6 = 0
を次のように解いたとします。
これを検算で確かめてみましょう。
まず、x = 2 ですが、
これをもとの方程式に代入してみると、
2² − 2 − 6
= 4 − 2 − 6
= −4
となって、0になりません。
よって、
この解は間違っていることが
わかります。
実は、
上の解答は
因数分解が間違っていました。
もし、
検算をしなければ、
このような間違いに気づくのは
難しいでしょう。
いかがでしたか?
検算の大切さを
分かってもらえたでしょうか?
みなさんも検算を積極的にして、
少しでもミスを減らせるように
努力してくださいね!
それではまた!