解答時間短縮のコツ
こんにちは。
だいすけです。
受験生の多くはマーク模試を受けたり、
センター試験の過去問を解いたり
すると思います。
中でも、数学ⅡB は制限時間が厳しく、
時間が足りず問題を
解き終えられなかったという
受験生が多いかと思います。
では、どうすれば時間内に
解き終えることができるのでしょうか?
いろいろな方法がありますが、
ここでは僕が受験生時代に実践していて
効果が大きかった方法を
2つ紹介します。
①
解答の方針を決めてから
計算に取り掛かる
まず、試験で最も
避けなければならないのが、
計算ミスやマークミス、
勘違いなどのケアレスミスです。
模試の振り返りをする際、
「ここはケアレスミスだから
次回から気をつければいいや」
とミスを軽く見てしまっていませんか?
しかし、ケアレスミスは、
本来なら得点できていた問題で
得点できないということです。
つまり、ミスの中で
最も許されないのが
ケアレスミスなのです。
ケアレスミスをしないためには、
ミスを予防することと、
ミスを見つけて直すことが重要です。
ミスを見つけてから直すのは
時間がかかります。
よって、ミスを事前に防ぐことが
とても重要になってきます。
そこで、ミスを防ぐためには、
解答の方針を立ててから
計算に取り組むということを
おすすめします。
例えば、センター試験で頻出の、
三角比を使って三角形の辺の長さを
求める問題を解くとしましょう。
このとき、まず、
余弦定理を使うことを
思い付いたとします。
しかし、
そこですぐ計算をはじめる前に、
少し考えましょう。
正弦定理を使う、面積比を使うなど、
他の方針が思い付くかもしれません。
もし、
正弦定理が使えるようであれば、
余弦定理よりは
圧倒的に計算の手間は省けます。
また、面積比が使えれば
暗算で計算できるかもしれません。
このように、
他の方針を探ってみることで、
時間のかからない方法が
見つかることもあるのです。
「考えている時間がもったいないから
1つ方針が立ったらすぐ計算したい!」
という気持ちはよくわかります。
しかし、2つ目3つ目の方針を
考えるのに必要な時間は
せいぜい30秒です。
時間のかかる方法で解いたり、
ミスをして直すことになるよりは
時間はかかりません。
問題を見たら少し考えてから
計算を始めるようにしましょう!
②
消しゴムを使わない
余白に書いた自分の計算を
見直しているとき、
ミスが見つかることも
あると思います。
そのとき、極力、
消しゴムは
使わないでください。
消しゴムを使うと、
自分がどこでミスをしたのか
あとから見てわからなくなります。
また、ミスだと思って
消してしまったところが
ミスではなかったなんてことも
起こり得ます。
さらに、
消しゴムで字を綺麗に消すのには
かなり時間がかかります。
このように、
消しゴムを使うことに
メリットは無い
と言ってもいいでしょう。
間違えてしまったときは、
鉛筆で上から×や二重線で
消しましょう。
こうすることで、あとから見ても
計算の痕跡が残りますし、
消すのに時間はあまりかかりません。
完璧な計算のみを残したい気持ちは
よく分かりますが、
やはり、試験では得点を取ることが
重要です。
消しゴムは使わずに、
×や二重線で
消すようにしましょう。
このように、問題を解くときに
少し意識するだけで無駄な時間を
大きく削ることができるのです!
①
解答の方針を決めてから
計算に取り掛かる
②
消しゴムを使わない
受験生のみなさんも
この2つ、
ぜひ実践してみてください!
それではまた!