暗記法について

こんにちは。

だいすけです。

 

 

 

受験勉強をしていると、英語の

単語や文法、数学や物理の公式など、

覚えるべきこと

山のようにありますよね。

 

 

 

しかし、人間の脳には覚えられる量に

限界があります。すべてを

丸暗記するのは不可能です。

 

 

あなたも、

英単語を何度見ても覚えられない!

という経験があるかと思います。

 

 

 

では、どうすれば効率よく

公式や単語を覚えられるのでしょうか。

 

 

 

僕が受験生時代に実践していた

暗記法を大きく分けて2つ

紹介しましょう。

 

 

「無機的暗記法」

有機的暗記法」です。

 

 

 

 

まず、「無機的暗記法」とは、

英単語をひたすら読む、

漢字をひたすら書く、などのように、

ただひたすらに作業を繰り返すことで

記憶を定着させる方法のことです。

 

 

 

また、有機的暗記法」とは、

たとえば2次方程式の解の公式を

ただ暗唱するのではなく、

 

例題を解く公式の導出をするなど、

いろいろなアプローチをすることで

記憶を定着させる暗記法のことです。

 

 

 

「無機的暗記法」良い点は、

短時間で、たくさんの作業ができる

ということです。

 

例えば、100個の英単語を読むのは

10分もあれば終わります。

 

 

 

逆に、悪い点は、

記憶の再現性が低い

ということです。

 

人間の脳は重要でないことは

覚えられないようにできているので、

重要だと認識させるまで

何度も暗記を繰り返す必要があります。

 

 

 

有機的暗記」良い点は、

再現性がとても高いところです。

 

 

例えば、2次方程式の解の公式を

忘れてしまったら、解の公式を使う問題を

思い浮かべてみて、いつも自分が

どう解いていたのかを思い出す。

 

それでも思い出せなかったら

公式をはじめから導出してみる。

 

といったように、部分的に記憶が

薄れてしまっても、ほかの方法で

アプローチすることで、

記憶が復元できるのです。

 

 

 

また、良い点は他にもあって、

ほかの知識の暗記もできる

ということです。

 

 

例えば、2次方程式の解の公式の導出には、

平方完成や因数分解といった、

解の公式には直接関係のない知識

必要になります。

 

なので、解の公式を有機的に

暗記することは、

平方完成や因数分解の方法を

覚えることにもつながるのです。

 

 

 

逆に、悪い点は、

時間がかかる

ということです。

 

試験直前で時間がない!というときに

有機的暗記」をしようとすると、

ほかの部分が勉強できずに

失点してしまいます。

 

 

 

「無機的暗記法」

大量に覚えるべきことがあるときや、

試験まで時間がないときに有効です。

 

 

例えば、英単語の暗記や、

定期テスト前日の勉強では、

ただひたすら暗記を繰り返す

無機的暗記法」が適しています。

 

 

 

また、有機的暗記法」は、

特に重要であったり

使用頻度が高い事項(数学の公式など)や、

無機的暗記法覚えられなかったもの

を覚えたいときに有効です。

 

例えば、解の公式、余弦定理、

接線の方程式などは忘れると

得点に大きく響く重要事項なので

有機的暗記法で覚えることを

お勧めします。

 

また、何度見ても覚えられない

英単語などは、その単語の語源や、

接頭辞の意味などを調べるといった

有機的暗記を行うことで、

覚えられるようになるでしょう。

 

 

 

 

まとめると、以下のようになります!

 

 

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場面に応じた方法を使い分けることで、

効率よく暗記しましょう!

 

 

 

それではまた!