対数の公式の意味

こんにちは。

だいすけです。

 

 

今回は、前回に引き続き、

対数の公式の解説を

行っていこうと思います。

 

 

まず、

「掛け算は足し算になる」

という公式

log(a) AB = log(a) A + log(a) B

です。

 

 

これは次のように考えると説明ができます。

 

 

まず、

log(a) A は、

aを何乗かするとAになるという数です。

 

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次に、

log(a) B は、

aを何乗かするとBになるという数です。

 

 

f:id:daisukeK1002:20190505235301j:image

 

 

これらの両辺を掛け合わせると...

 

 

f:id:daisukeK1002:20190505235309j:image

 

 

一方、

log(a) AB は、

aを何乗かするとABになるという数です。

 

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この⚫︎はまさに上の■+▲のことですね!

 

 

これで、

log(a) AB = log(a) A + log(a) B

に納得してもらえたと思います。

 

 

次に、

「割り算は引き算になる」

という公式

log(a) A / B = log(a) A − log(a) B

の意味を解説していこうと思います。

 

 

これも、先ほどと同様に考えます。

 

 

まず、

log(a) Aは、

aを何乗かするとAになるという数です。

 

f:id:daisukeK1002:20190505235256j:image

 

次に、

log(a)Bは、

aを何乗かするとBになるという数です。

 

f:id:daisukeK1002:20190505235301j:image

 

上の式を下の式で割ると...

 

 

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そして、

log(a) A / B は、

aを何乗かすると A / B になるという数です。

 

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この⚫︎はまさに■−▲ですね!

 

 

この、

掛け算が足し算になるという性質と、

割り算が引き算になるという

性質はとても重要なので、

 

公式を覚えるだけでなく、

上のような考え方で、

自分で導き出せるようにしてくださいね!

 

 

 

それではまた!